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2007.07.31
「ホテル・アイリス」小川洋子
![]() | ホテル・アイリス (幻冬舎文庫) 小川 洋子 (1998/08) 幻冬舎 この商品の詳細を見る |
またしても小川さんの作品。
海辺の観光地の流行らないホテルの娘と、離れ小島で暮らすロシア語翻訳家の物語。
ロリータな関係、離島、高級レストランなど、短編「まぶた」と共通する点がいくつもあるので、(どっちが先に書かれたのかは知らないけど)「まぶた」の長編版という気もします。雰囲気はちょっと違うけど。
とにかく、面白いし私の好みだったので一気に読めました。それぞれのキャラが良いとか、夏の話で今の時期にぴったりとかいろいろあるけど、主人公の少女・マリと、醜い中年女二人組のコントラストが一番面白かったです。
マリは、髪が長くておとなしい美少女だけれど、マリの母とその友人は、欲張りで、自分勝手で、ずうずうしくて、荒っぽい。中年女の醜い部分だけを集めましたという感じ。ちょっと「エレンディラ」を彷彿とさせます。
文庫で読んだのですが、装丁もいいです。色彩が物語のイメージとぴったり。
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シリーズ4作目にして1作目で陽子が玉座に着いたその後の物語。慶国玉座につきながらも、「こちら」の世界がわからない陽子。何を聞かれても、何が最善かがわからず、回りからはため息をつかれ自信もなく、苦悩する。崖から足を踏み外し、虚海に落ち「こちら」の世界の才国に
あいねの記録 2007/10/20 Sat 02:51
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